「せぼね(=体軸)第一理論」 

                          足・膝・股・肩・肘・手などに痛みや違和感があるとしても、それに先立って背骨や骨盤など、身体中心部位の調整を優先させるという方法論です。

 

日本は基本的に超・長寿国。

長く生きれば生きるほど、体というのはそれなりの癖を持っているものと考えられます。

 

またそれらは放っておけば、それは関節などの変形に繋がります。誰でも手術は行いたくないというのが本音です。私の感覚として、身体にメスを入れた時点でその「反応」は全く違ったものになっていくようです。

 

 

せぼね研究会では、塾生にさまざまなテクニックをバランスよく習得させ、患者さんの身体を生まれたばかりの状態に近い、

 

ニュートラル = 体軸に歪みのない身体

 

に近づけるノウハウを身に付けていきます。

 

・関節マニュピュレーション

・関節モビリゼーション

・オステオパシー(マッスルエネルギー、カウンターストレイン)

・ストレッチ

・PNF

 

オールマイティな知識・技術をつけることによって初めて、さまざまな角度から患者さんの身体軸を眺めることが可能になります。

 

これは、病院のような局所的な対処法を優先させる思考では成し得ない、云わば、方法論としての「技術」です。結果として、良い状態の持ち(=継続)が長く、症状の「いたちごっこ」になりにくく、関節変形などのリスクから解放されるのです。

 

 

患者さんの身体を「体軸」いう観点から見つめ、正し、その上で膝や肩のアプローチを施していくという訓練をルーチンとして練習しています。